楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

……それ、あなたのせいじゃないよ。

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「何でも自分のせいにしてたら、
  解決するもんもしなくなるぞ」
            (素質カウンセラー)
         

 


「最近、全身がだるいんです」
「長く寝ても疲れが抜けない……」
「おなかが張ってポッコリしてしょうがない」

……それ、あなたのせいじゃないよ。
季節のせいだよ。

それで自分とか、
自分のカラダを責めなくていいんだよ。

というような時期なんです、今。

たとえば、
植物をイメージしたら、わかりやすいです。


梅雨の時期なのに雨が多くなかったり、
かと思えば、夏に長雨が続いたり、
夏なのにそんなに暑くなかったり、
かと思えば秋口にえらく暑かったり、
強い台風がやってきたり、
かと思えばミサイルが降ってきたり……


植物からしたら、もうそりゃあ、大変。
じっさいに野菜が不作して、値段も高めだったり
してますよね?
今年はとくにひどいです。


ぼくら人間も、植物みたいなところ、あるんです。
気候の影響をすごく受ける。

日光がないと作れないビタミンがあるし、
太陽があまり出ない時期はうつっぽくなるし、
満月の日は犯罪が増えるし、
湿気が強いと不快だし、
かといって乾燥が激しいと疲れるし風邪が増える。


だから、
外からの問題が大きい体調不良というのがたくさんある。
しかも、増えてる。


「だからって、症状が辛いのはイヤです」

っていうのも、よくわかります。
そりゃあそう。だから、ケアはケアで、したらいい。

ただ、体調が崩れるたびに、
まるで自分のカラダを呪うみたいに責めてたら、
2倍、3倍と調子が崩れちゃうから。

悪くなっているのがカラダだからといって、
犯人をカラダや自分だと思わないでね、という話です。
いつの季節にも、カラダの変化を促すものがあるから。

そしてもっと大切なのは、
原因を間違うと対処も間違う、ということ。


今のだるさや、腰の重さ、痛みは、
夏場のエアコンで溜まってた冷えに、
季節の本格的な冷え、それに乾燥し始めた負担が
「膀胱」に集中してきてるケース。

それが多数なんです。

だから、直接腰なんかをマッサージしたって、
なかなか抜けていかない。

じゃあ、どうしたらいい?

冷え系のケアを含めたらいい。

● 足湯
● ふくらはぎのケア
● ホッカイロとかホットパックとかホットタオルとかで 温める。
 1)へその裏あたりの腰、2)へその下、3)ももの付け根の前側
 (大事な順)

みたいなこと。

もう少し詳しくは、↓の記事が役に立つはず。

 

枯れ葉だって、枯れゆく過程に
赤く輝いて「紅葉」なんて呼ばれます。
そして、土に還って次の芽の肥料になる。

ぼくらにもそういうサイクルがある。
だから実は、季節の替わり目の体調不良って、
いいこともあるんです。

極端な話、
「旬」だと思ってもいい。

今起きることに丁寧に手入れしていくと、
必ずあとでいいことがある。
つながっている。蓄積している。
誰かが見ている。
カラダが見ている。

そんな視点も、とても健康的だと思うんです。


というわけで今回は、
「季節もカラダも、戦う相手じゃないよ」
というテーマでお送りしました。

ではでは、くれぐれも、お大事に!
やりたいことは「仲直り」なんだよなぁ、要するに。