楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

「すぐに言い返せない」悩みの解決策

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「ほんの小さなスキマでいい。窓を開けなさい。
 心が息苦しくなる前に」
                           (心理学者)

 
ぼくは、すぐに言い返すことが苦手です。
とっさに言葉が出ないからです。

そのせいで、
子どもの頃は、呆れるほど口喧嘩が弱かった。

大人になった今でも、
「あのとき、どうして何も言えなかったんだろう」
「こう言えばよかったのに……」
と後になって悔やむことが多々あります。

言葉を得られず表に出せなかった思いは、それこそ「無念」です。
不完全燃焼なためにクヨクヨとわだかまって、
ストレス化する。

口下手な人には「あるある」な悩みじゃないかな。

……とはいえ、
「ストレスになるぐらいたったら、言い返せばいいでねえか」
って言われても、
「急かされても出ねえもんは出ねえ!」ですよね。

ただ、これについてぼくは、
1つだけ、小さな突破口を持っています。

それは、
「なんか違和感があるなぁ」です。

この、ほぼ攻撃性のない呟きは、
口下手のストレスをガス抜きする小さな魔法になってくれるんです。

なんとなく、イメージできますか?

何にも言えることがなくっても、
沈黙でも無抵抗でもなく、
「違和感」を表明することは、できる。

そうするだけで、
「あのとき何も言わなかったじゃん」と言って
賛成派に勝手に勘定されることもないし、
「あのとき何も言えなかった」という無念を引きずることもなくなる。

たとえがアレだけど、便秘と同じでね(笑)
「まったく出ない」より、
「コロコロだけど出る」ほうが、
ずっとずっとマシなんですよ。

手軽な割に、おいしい効能じゃないでしょうか。

「もしも、違和感って何?」って聞かれたらどうするのけ?

……というと、
「まだうまく言葉にできないんです」
と言っておくといい。

そして実際に、
時間をへた後で言葉になったときには、
「あのとき違和感があるって言ってたアレだけどさ」と伝えたらいい。

そしたら、無言だけたったときよりも、
相手はずっと抵抗なく、耳を傾けてくれるでしょう。

「しおり」をはさんでおくように、
大切な話を再開しやすくしてくれる。

これがなくて、
無言だけだったのに後で伝えようとすると、
角が立ちやすいですからね。
「そんなんだったら、何であのとき言わなかったのよ!」つってね。



「なんか違和感があるなぁ」

この小さな魔法は、そんな風に、
あなたに「余地」を与えてくれます。

後で改めて話がしやすい余地、
そして、
口下手の無念に閉じ込められない余地。

さらに、
「独り言」としても、有用です。

言葉にはできなくても、
ひとまず違和感だけ、自分の脳に伝えておく。

そうすると「思考停止」を防ぐことができる。
きちんと考えるべきことを、
大切に考え続けることができる。

たとえば、
お医者さんの診断に納得がいかないとき、とかね。
「なんか違和感があるなぁ」ってね。
その違和感は、封印するには、大切すぎます。

言葉にできないからって、
無視していいほど価値がない心なんて、ないからね。
むしろ、言葉に簡単にできない心のほうが、
あなたの芯に近いものだったなんてこと、
いくらでもありますから。
積極的に、守ってあげましょう。


そうして、
たまっていくのが「無念」じゃなくて「保留」になれば、
後腐れなく考え直すこともできるから。
そしたら、
「言葉にしにくい心を言葉にする力」も、
ゆっくり育っていく。

それはきっと、魂レベルで健康的なことです。

10代の頃の自分に、
教えてあげたかったなー、これ(笑)


ではでは、くれぐれも、お大事に!
考えがゆっくりなのは、悪いことばかりじゃないよ。