海遊館の「水中体験」に、シビれました……
珍しく昨日まで、大阪出張だったんです。
物心ついてから、大阪に行くのはほぼ初めて。
面白いものやおいしいものがたくさんありましたが、
1番心に残ったのは、水族館でした。
「魚たちがとにかく気持ちよさそうで、こっちまで気持ちよくなる」
そう感じました。
規模も大きかったり、ジンベイザメもいたりと、
他にも多くの特徴を備えているのでしょう。
ただその中でも、
魚たちがゆったりと浮いている様子にシンクロして、
こっちまで一体化できるような没入感……
他でこんなに感じたこと、なかった気がするなぁ。
入ってすぐに、
「この水族館は、廊下がえらく暗いなぁ」
と思ってたんですが、後でその理由がわかりました。
お盆の時期だからすごく混んでいたのに、
水槽前を埋め尽くすような他のお客さんたちを、
ほとんど意識せずに済んだのです。
水槽の中だけが、
スポットライトで照らされているような状態だから、
素敵なものだけに意識が吸い寄せられる。
それで、こっちまで浮いてる感じになるんですね。
そういえば魚たちについての解説文も、
ほとんど名前のみの紹介ぐらいだった。
あれはあえて、抑えてるんだろうな。
「魅力のど真ん中をくっきりさせる」
てことか。
魅力を作ることは一生懸命やるけれども、
「2位以下を静かにさせる」
ことって、簡単じゃないよなぁ。
ぼくは基本しゃべりすぎる男だから、
ゴルゴ13みたいなイメージで、
「一撃必殺の狙い撃ち」を覚えていきたいな。
海遊館。
やさしい感動でした。
■追伸:
ちなみに今回は音声入力で書いてたんですが、
「没入感」ってiPhoneに言ったところ、
表示されたのは「冒頭におかん」でした(笑)
……こういう蛇足をなくそう、ってことなんだろうなぁ。