「骨盤矯正に通うのが、きついんです（涙）」
こんな相談を受けたことがありましてね、
ワケを聞いて、驚いた……
その女性はなんと、毎週その整体に通っていたんです。
つまり毎月、8,000円×４＝32,000円。
それはキツくて当たり前ですよね……
目的は、
●産後の腰痛
●ぽっこりお腹
●下半身太り（主にお尻や太もも）
●冷え
●肌荒れ
などの改善とのこと。
「それが叶うなら月32,000円もしょうがない」
と思ってたらしいんですけど、
さらに驚いたのは、
「半年続けても、まだ症状が改善しない」
と、悩んでいたんです。
いやいや、さすがにそれはおかしい！！
結局、詳しいことを聞くと、
そこで受けているやり方は……
●骨盤を何カ所かボキボキやるだけ
●それで膝と足の長さを揃える
●後は、座り方や歩き方の指導
●改善しないのは「生活のクセ」のため
●靴の中敷きや高級な寝具もすすめられる
というもの。
でも、
「症状は残っている」し
「みんな定着には時間がかかる」と言われ、
「実際に検査結果で骨盤が揃ってない」から、
通うのをなかなかやめられなかった……と。
ひどい話です。
そんなんじゃなくてね、
骨盤には「原則」があります。
これは骨盤を整えたい人全員に
覚えておいて欲しいんですが……
○骨盤だけボキボキやってもあんまり意味はない
○骨盤がゆがむ元は、筋肉のゆがみ（だから筋肉ごと整えるべし）
○腰のホネ（腰椎）や股関節も一緒に整えてこそ長保ちする
○膝と足の長さが揃っても、症状が変わらないことは珍しくない
○形だけ綺麗にするのでなく「血流」を良くするのが先決
○座り方や歩き方の修正は、骨盤が本当に整ってからじゃないと難しい
○「生活のクセ」より前に「筋肉や関節のクセ」を整えるべし
○靴の中敷きや寝具は、あくまで二の次、三の次
（中敷きや寝具が普通なのに骨盤が健康な人が、どれだけ多いか）
ということ。
ちなみにその人の腰痛は、
うちに来た「初日」で半減しました。
ぽっこりお腹や冷えは体質のものなので、
３ヶ月ほどかけて徐々に改善していきましたが、
肌荒れは一ヶ月ほどで消えて、
お腹やお尻や太もも周りのむくみは、
２～３回目でかなりスッキリした、とのこと。
（うちへの来院は、月１回です）
そんな話が実はたくさんあってね……
ぼくは痛感したんです。
一般的な骨盤矯正は、コスパが悪すぎる。
ぼくだってね、
骨盤が大事なことに異論はありません。
ただ、そんな手間ヒマお金をかけさせて
成果も出ないんじゃあ、いけません。
そんなわけで、
うちの骨盤セラピーの講座も、改良しました。
特にセルフ整体を、ガッツリ強化。
「骨盤矯正に行かなくてよくなる」レベルです。
（というか、巷の平均を超える内容にしました）
ちなみにそのラインナップは、
① 骨盤内血流のリリース 「足組み揺らし」
② 骨盤のすべての関節への油さし「股関節リリース」（セルフ版）
③ 骨盤の正位置をキープする「大腰筋ゆるストレッチ」
④ 重要度No.1関節のケア「仙腸関節ポンピング」
というもの。
まあ……
名前だけ聞いてもわかりにくいとは思いますが（笑）
▼骨盤全体の血流を上げて
（骨盤まわりの筋肉全体を活性化し）
▼サポートの関節をなめらかにして、
▼骨盤を支える１位の筋肉を元気にした上で、
▼メインの関節を整える
そういう組みあわせです。
ここまでやってこそ、長保ちするんです。
あ……とはいえ、
骨盤のゆがみといっても軽いものは、
けっこうカンタンに良くなります。
ぼくのYouTubeで「骨盤」と検索してもらって
出てくる動画で改善しちゃう人も、たくさんいます。
それはそれで、全然問題ありません。
もし、そうカンタンに改善しない場合や、
もっと専門的なケアを知っておきたいとか、
人にケアしてあげられるようになりたい場合は、
2月11日(日)の講座に、ぜひお越しください。
区別のポイントは、
「普通のセルフケアで腰痛が改善するか」ですね。
これがしないなら、専門的なケアが必須です。
いずれにしても、
今回↑で紹介した骨盤改善のための原則は、
ぜひ覚えておいてね。
ではでは、今日もお大事に。
そう考えたら、技術が未熟なこと以上に
「原則を知らない」ことのほうが、怖いかもね……
■追伸：
骨盤クラスの詳細はこちら。
●2月11日(日) 13～18時 ※初級未経験でも、単発でも参加可
腰痛の根治、婦人病、下半身太り改善！
『骨盤セラピー ＆ がっつりセルフ整体』（オマケ：股関節リリース）
http://www.ht-b.jp/erm/2chukyu/kotsuban.html
→「もろもろの事情でリアル参加が難しい」
or 「もともと動画のほうが好き」という方は、こちら！
▼動画教材版です：
https://www.ht-b.jp/erm/doga/doga2-2kotsuban.html
