「9割の人が今、プチ酸欠なんだよ。
だから、どうしようもなく、疲れてるんだ」
(背骨の達人)
肺のお悩みの、セルフケア。
呼吸の問題はもちろん、自覚されやすいのは、
「とにかく疲れやすくて……」「なんだか息がしにくい」
「漠然とした不安がある」といったことです。
肺によい食べものは?
肺って、どうして弱るの?
今どれくぐらい弱ってる?
ホントは、どうしてたらいい?
よく効くツボは? など……
すぐ使えるコツ × 体質改善(東洋医学)の知恵で、
いたわってあげましょう。
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■ あなたは大丈夫? 肺の症状・疲れチェック
1)症状系:
□ 息がしにくいときがある、息切れしやすい
□ 声が出にくいときがある、声が小さい
□ 基本的に元氣がない
□ のどが枯れやすい、痰がつまりやすい
□ 風邪を引きやすい
□ ちょっとしたことですぐ疲れる
□ 深呼吸が気持ちよくできない
(4秒以上吸って8秒以上吐くのが辛い)
2)メンタル系:
※ 悲しみから立ち直りにくい、すぐ「気に病む」
※ 遠慮がちで、人にハッキリものが言えない
※ 自分をうまく出せない
(ここ、実は大腸と共通です。五行が同じ「金」なため)
3)ビジュアル系:
◎ 顔色が白っぽい
◎ 肩が落ち込む(ガックリ下がってるイメージ)
◎ 覇気がない印象、弱々しい
……というのが、
肺が弱っている人のパターンです。
何個、当てはまりますか?(特に症状のところ)
3つまでなら、経過観察。
(もし1ヶ月以上続いたら、注意)
5つ以上だったら、要注意・要ケアです!
※もちろん、このチェックが多い = 病気というわけではありません。
ただ、疲労はたまっているはずです。
肺は呼吸、つまり「声のもと」です。
生まれることを「産声をあげる」と表現されたり、
生きることは「息る」こと、とも言われたりします。
生命力と、命の表現に関わるほど重要のが、肺です。
ぜひ、簡単なメカニズムも知っておきましょう。
わかりやすく、解説します。
■ どんなはたらき? 大腸の役割 & ケアのメリット
▼ 「酸素」という大切さNo.1の「栄養」を吸収する
▼ 空気の動きで全身に血流を巡らせる
▼ その血流を新鮮に保つ(酸素を含ませる)
▼ 不要なガスを外に出す
▼ 体温調節も一部担う(熱気を出す)
▼ 発声のもともとなる
▼ 胸、わきにも深く関連
▼ 前鋸筋(わきのすぐ下)に強く影響。
※ 大きさ・位置:
鎖骨の上から肋骨の最下部ぐらいまで(かなりでかい)
といった感じです。
この役割や位置をなんとなくでも知っておくと、
体に不調が出たときに、原因を探すヒントになります。
ここまでで、どれだけ大切なものかは、
伝わってくるかと思います。
では次に、こんな大事なものが、
なぜ弱ってしまうのかを、おさえておきましょう。
(そのまま予防に使えます)
■ 肺はなぜ疲れちゃう? → 守る方法(原因と予防的ケア)
□ 浅い呼吸の習慣(ほとんどの人は無意識)★
□ 継続的な興奮や、プレッシャー(息を忘れてしまうため)★
□ ストレス(特に悲しみ系)
□ 運動不足
□ 水分不足
□ 汚れた空気の中にいすぎ(自然不足)
□ 換気不足(家、職場など)
こんなことで、疲れてきます。
予防のほうが3倍も効率がよいので、
↑原因リストの中で無理なく減らせるものは、減らしたらいいです。
ただ、それでも限界はあると思いますので、
症状が出ちゃってる場合は、
↓の食事やケアも取り入れていきましょう。
■ かんたん手軽!肺によい食べもの
※共通点:
白い食べ物が良い
▼大根、ジャガイモ、キャベツ、
▼玉ねぎ、りんご、白ごま、なし
▼体に合う人は、ヨーグルト
(辛みもよい)
▼唐辛子、ねぎ、にんにく
特に日常的に有効なのは、
大根、キャベツです。
これらは、大腸、胃にもすごくよい万能選手です。
■ 基本:自分で肺を整えるセルフケア方法とは?
こちらも、好みのものを選べるように、
いくつかお伝えします。
○ 水分補給をこまめにする
○ 日に1度は窓をあけて換気をする
○ できれば空気清浄器を使う
○ 湯船につかる
○ 好きな香りのアロマを使う
(使い方は何でもOK)
あとは、このために撮り下ろした「肺のケア方法」の
動画があります。ぜひチェックしてみて下さい。
www.youtube.com
こういったことを、少しずつでもやれたら、
肺が元氣を取りもどしてきます。
「空気を入れ替える習慣」というのは、
心の「滞り」の解消につながります。
入れ替えが習慣的になっていると、
「動けなくなって苦しくなる」ことがなくなります。
それでこそ、自分らしさが表に出てきます。
※こういったケアは、
内臓の病気の予防にももちろん役立ちます。
※病気になってしまった人が回復する手助けになることも
もちろんありますが、そこは無理をせず、
参考材料とお考え下さい。
今回ももちろん、古くなるような内容ではないので、
長く長く、お役に立ちますように!
……というわけで今回は、
「吐き出せる自分でいましょう」
というテーマでお送りしました。
ではでは、くれぐれもお大事に!
生きるのが苦しいのは、息苦しいからだよ。
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