楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

過敏性腸症候群(ガス型)でお腹の張りを改善したい!

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【過敏性腸症候群】に悩む人が、みるみる増えています。

中でも「お腹にガスが溜まってパンパンに張る」
という「ガス型」の症状が、目立つようになりました。
お腹が太って見えるだけでも困るのに、
ひどくなると、苦しさまで感じるようになります。

なぜでしょうか?

ポイントは「自律神経の疲れ」と「リラックスできないクセ」で、
お腹を「固めてしまっている」こと。
それが過敏性腸症候群の「ガス型」の人に、共通しています。

つまり、突破口も、同じ。
固まったお腹……もっと言えば「みぞおち」を
緩めることで、改善した実例が多いのです。

今回はそんな「薬に頼らない過敏性腸症候群の改善策」を紹介します。
整体から見た「症状の仕組み」と一緒にぜひ、
お役立てください。

 


■ 過敏性腸症候群(ガス型)の改善方法


先に改善方法をお伝えします。
急ぐ人は、こちらの動画を見て、早速マネしてみて下さい。

簡単なやり方なので、ほんの1分ほどです。

その場で改善する人もたまにいますが、
3週間ほど続ける中で、
体質ごと良くなっていくのが平均的な目安と考えて下さい。

●過敏性腸症候群の治し方
 ~簡単なセルフケア整体でガスや腹鳴りを改善する方法~
 




続いて、
セルフケアの効果が上がる整体の知恵について、
ポイントを絞ってお伝えします。

■ 整体視点でよくわかる!過敏性腸症候群とは?

過敏性腸症候群とは?



ちょっとした刺激で腸が「過敏」に反応してしまう。
それが過敏性腸症候群の特徴です。

よくも悪くも「過敏」――
つまり「反応し過ぎる」ので、
便秘になる人もいれば、下痢になる人もいます。

特に便秘になりやすい人は、お腹が張る「ガス型」を
併発するケースが多いようです。

ガスがたまると、ゲップにしてもおならにしても、
トイレに何度も行ったりして処理する必要があり、大変です。
また仕事中・移動中など、
自由にトイレに行けない場面も多いため、
心理的なプレッシャーも大きな負担になります。

ちなみに、
「音が出ないようにおならを出すことはできないんですか?」
という一般の方からの質問もよくあるのですが、
ガス型の場合は、おならの匂いが強い傾向もあるので、
それも難しいのです。

しかし、
いったい何が原因で、こういった症状が起きるのでしょうか?

■ 意外と知らない「お腹の張り」(ガス型)の原因とは?

お腹の張りの原因とは?


過敏性腸症候群の「ガス型」の人に共通するのは、
お腹の張りです。
特に「みぞおち」がカッチコチに硬くなっています。

押すと痛かったり苦しかったりするのですが、
実はこのみぞおち、自律神経のツボでもあるのです。

(具体的なツボの位置については、↑の動画でわかりやすく
 説明していますので、ご参照ください)

要は……

● ストレスが強い
● 自律神経が疲れている
● つい体に力が入ってしまっている
● (↑の結果)無意識に空気を呑んでしまっている

といったことが原因で、みぞおちが硬くなります。

この、呑み込んでしまった空気が胃腸の中で「ガス」になります。
その上、ストレスや自律神経の疲れで
腸の活動が低いと、うんちが出ていくまでに時間がかかります。
そうなると、うんちの腐敗が進んでしまうので、
そこからガスが発生するのです。

こうなると、もう、ダブルパンチでガスが溜まります。

お腹がふくれるほど張るのは、このためです。
また、うんちが「腐敗」してしまっているので、
おなかの匂いもきつくなってしまうわけです。

■ 過敏性腸症候群(ガス型)の解決のポイントは?

過敏性腸症候群の改善策のポイントとは?

以上のことをまとめると、
ストレス、自律神経、力みといったことの
解決ポイントがすべて「みぞおち」に集約されます。

ちなみに、空気を呑んでしまうことについても、
みぞおちに溜まっている「緊張」を抜くことで、解決します。

「息を呑むようなスリルある展開の映画だ!」
なんて言い方が、ありますよね?

あの表現って、
「緊張感」があるときに、ぼくらは空気を呑んでしまう、
という証拠なんです。

つまり、
1)空気を呑んで直接「ガス」をためてしまう
2)腸の活動低下による腐敗で「ガス」がたまる
という2大原因に関して……

どっちも解決する突破口が「みぞおち」だということです。

そのため、今回の動画では、
「みぞおちを緩める」方法を紹介しています。

■ 過敏性腸症候群(ガス型)に良い食事法とは?

過敏性腸症候群(ガス型)に良い食事法とは?


オマケとして、
もっと取り組みやすい「食事法」について、まとめておきます。

実は「何を食べるか」の前に、
「どう食べるか」のほうが大切です。

ポイントとして……

● 早食いをやめる(特に汁物)
● ゆっくりよくかんで少量ずつ飲み込む
 (一気に流し込むような食べ方をしない)
● 炭酸飲料やガムを減らす

これらを意識するだけでも、
「空気を呑む」という悪化原因を減らすことができます。
これがまず、とても重要です。

どんなにお通じに良い食べものだとしても、
「急いで、あまり噛まず、流し込むように食べる」
としたら、やはり、結果的にはマイナスになりますからね。

■ 過敏性腸症候群(ガス型)に有効な食べものとは?

過敏性腸症候群によい食べ物とは?


最後に、もう1つだけ。

一般的に言われるように、
食物線維が豊富な食べものは、
過敏性腸症候群の改善に役立ちます。

特に不足しがちなのが、
「水溶性の食物繊維」です。

これは「科学的にもっとも痩せるもの」
とも呼ばれる有り難い栄養素です。

たとえば、
熟した果物、芋類、キャベツ、大根、
こんぶやわかめなどの海藻類など、
大豆や大麦・ライ麦等の麦類、
といったものに、豊富に含まれています。

ぜひ、無理のない範囲で、
食事に取り入れていきましょう。


ただし、話は戻りますが、
最優先でのオススメは「みぞおちを緩めること」です。

「過敏性腸症候群はなかなか治らない」
というイメージが定着してしまっていますが、
それは「みぞおちが硬いまま」で、色々と試すからです。

そもそも「過敏」であること自体を改善するには、
自律神経を整えるのが有効ですからね。
ぜひ動画を参考に、
「今の自分のみぞおちの硬さを知る」ことから、
はじめてみて下さい。

改めて、先ほどのものと同じですが、
動画はこちらです。

●過敏性腸症候群の治し方
 ~簡単なセルフケア整体でガスや腹鳴りを改善する方法~
 


 
きっと、この新しい方法が、
今までにない新しい改善の可能性になるでしょう。

ではでは、くれぐれも、お大事に。
「より原因に近いところ」にこそ、大きなチャンスがあるよ。