「準備してねえやつに奇跡は起きないけど、
あんまり期待しちゃっても、やって来ねえんだよなぁ。
キーワードは、淡々とだな、淡々と。」
(ほぼ魔法使いの整体師)
今まで、何度、奇跡を目の当たりにしてきたか……
今日ふと、そんなことを考えたんです。
なぜって、また奇跡を見たからです。
「ずっと開かなくて苦しんでたアゴが一発で開きました」
「1年こなかった生理が来ました!!」
「病気が原因って言われてあきらめてた頭痛が消えたんです」
って。
どれも、この一週間ぐらいの話です。
もちろん、
そううまくいかないこともある。
何が違うんでしょう?
改めて、
「奇跡が起きた人」に共通するところを探してみたら、
3つありました。
1)奇跡を期待していない、焦ってない
2)素直
3)小さくても、必要なことを継続してる
――そういう人に、よく奇跡が起きる。
意外とこれ、他の分野の奇跡にも、
共通してるんじゃないかなー。
なんですかね、
神様的な存在が、そういう人を好きなのかな。
多分、ぼくら自身が人として見ても、
↑みたいな人って「応援したくなる」と思うんです。
逆を考えると、グッとわかりやすくなります。
1)奇跡を期待していない、焦ってない……の逆。
期待がすごかったり、焦りが強い人は、
どうも回復が遅いです。
「思い通りじゃない」ことにストレスを感じるから。
しかもそのストレスから、他人か自分を責めちゃう。
特に自分の体を責める。無意識も含めてね。
そうなると、緊張と血流不良を呼ぶ。
淡々としてるほうがいいんです。
2)素直
これは会ったことある整体師全員が言います(笑)
健康や症状についての
「自分の考え」が強すぎる人は、時間がかかる。
こう言ってしまうときついと思うんですが、
「その考えでやってきて今の結果」=「今の体調」なのだから、
強いこだわりって、どうもジャマをするみたい。
むしろ、自分がないぐらいのほうが良かったり。
「餅は餅屋なんだから、任せよ」って
思えたらいいんだよなぁ、と。
「今、違和感を感じるぐらい新しい」からこそ、
新しい結果を生む可能性があるわけです。
もちろんそれは、餅屋が信頼に足るかにもよるから、
ぼくらの力量も問われますけどね。
たまに
「考え方がガラッと変わったり、変わりかけ」の人が来院すると、
実際、回復がとても早いものです。
3)小さくても、必要なことを継続してる
どうも「何かしら続けてる人」に、
奇跡って起きてると思います。
首ポンピングでも、
ゆるストレッチでも、
ラジオ体操でもいいんですけどね。
たぶん、
紙が1枚1枚重なっていって、
やがて山のようになる感じ。
「量質転化」なんて言います。
一定のラインを超えると、急にレベルが
上がるんです。
たとえば、あれと似てるね。
自転車に乗れるようになる前日までは、
ぜんぜん乗れる感じなんてしない、とか。
(でも、急に乗れるようになる感じ)
登山で、山頂につく直前まで、
「まだまだ先があるな」って思ってたのに、
急に景色がバーーンって開けて、山頂で、感動したり。
急に「グン」って上がる(ように感じる)ときが
あるんですよね。
そこまで待てない人が多いんだけど。
そうやって根拠を考えてみると、
「なるほどな」ってなりました。
今、ぼくも(笑)
健康でも仕事でも、
すごく大事なヒントがつまってるんじゃないかな。
1)奇跡を期待していない、焦ってない
2)素直
3)小さくても、必要なことを継続してる
ぼくが苦手なのは、1だなー。
だから1にならない、
気長にやれてることばかり、
うまく行ってるんだろうな(笑)
ぜひ、参考にしてみて下さい。
というわけで今回は、
「淡々と重ねた『当たり前』だけが、奇跡の呼び水になる」
というテーマでお送りしました。
ではでは、くれぐれも、お大事に!
執着がないってことなのかもね。