「お前はどうも、自分を殺すクセがあるな。
スキルで塗り固めるのを、いったんやめたらどうだ?」
(素質の達人)
どうもうまくいかない。
生きにくい。
体調がよくならない。
つい食べ過ぎる。
色んなことがつまらなく思える。
誰にでも、そういう時期があります。
ちなみに最近、そんな日、ないですか?(笑)
どうしてそんなことを聞くかって、
多いからです、12月は。
充電が切れると、そうなるんです。
これ、ハッキリ区別して下さいね。
メンタルが弱いわけでも、
性格が暗いわけでもありません。
充電が切れてるんです。
パソコンでもスマホでも、
「省エネモード」になるでしょう?
動きが鈍くなるし、
画面、暗くなるでしょう?
超同じです(笑)
ぼくらも、電池が減ってくると、
省エネモードになる。
そしたら、スローになって、少し暗くなるんです。
だって、明るくし続けてたら、OFFっちゃうから。
そう書いてくると、
「うつ」になるパターンが見えてきますよね。
体はもう省エネしたいのに、
「無理して明るくしてたら」OFFる、ってこと。
そうやって、うつまで行っちゃうケースもある。
じゃあ、どうしたらいいか?
たっぷり食べる?
たっぷり寝る?
そう、それで解決するなら最高です。
まず、たっぷり寝た方がいい。
あの超頭がいいので有名なニーチェでさえ、
「まずちゃんと食べて寝なさい」って言ってます。
さて、問題は、
それでは「充電された感じがしない」ケースです。
本当の原因って、何か?
それが「あなた度」の不足です。
能力でも性格でも生活環境でも仕事内容でも
家族関係でも旅行不足でも経済的不安でもなく……
たいてい、足りないのは「あなた度」です。
あなた度が足りないと、
「根っこが地面に接続していない」ので、
コンセントが抜けてるんです。
そりゃあ、充電、されないよね。
だって、逆に考えたら、わかりやすいよね。
「あなた度」がすごく高いときって、
能力も性格も生活環境も仕事内容も
家族関係も旅行不足も経済的不安も、
あんまり関係なく……
元氣は元氣です。
そういう人、たくさんいます。
だから、
「あなた度を下げているもの」を減らして、
「あなた度が上がるもの」を増やせばいい。
そしたらコンセントがちゃんと「電源」に刺さって、
充電が始まります。
根っこがちゃんと接続した状態で、それを昔の人は
「地に足が着いている」と呼びました。
これ、ヒントですね。
「浮ついたこと」が、あなた度を下げます。
「落ち着いたこと」が、あなた度を上げます。
頭ばかり使うことが、あなたの生命力を枯らす。
手足を動かすことが、あなたの生命力を潤す。
これが原則です。
久しぶりに体を動かすと、
「あー、なんか、体はすごい疲れたけど、
嫌な感じじゃないし、おなかは空くし、
いい感じで眠いわー……」
ってなったりしませんか?
で、その夜はいつもよりぐっすり眠れたりする。
年末ですしね。
いらないものを捨てて、
大切なものが「ちゃんと目立って目に付く」ように
したい季節。
あなたの日々を落ち着かせるような、
しみじみとした愉しみが続くような、
あなたの電源って、何でしたっけ?
それはきっと、
スマホやパソコンなんか、いらなかったものです。
手足を使ったものじゃないかな。
ぼくにとってそれは、ストレッチです。
奥さんにとってそれは、料理のようです。
それを丁寧にやるといい。
いらないものを捨てて、余った時間を使って。
「氣を入れる」
そうすると「氣が通る」
氣が通るから「通電」して、
充電ができます。
心をこめるだけで、
あらゆる作業が「氣功化」します。
氣を入れていくから、
「氣に入る」んです。
お気に入りになる。もっと好きになる。
楽しさが育っていく。
面白くないから本氣になれないんじゃなくて、
本氣にならないから、面白くない。
それがクセになっちゃって、
エネルギーが枯れて、
「何も面白くない」なんていう状態の人が、
増えちゃってる。
でもそれ「状態」ですからね。
抜けられますから。
この季節、久しぶりに、何か、
掘り起こしてみませんか?
昔好きだったもの。
久しぶりにやってみたいって、
少しでも、何となくでも、思うもの。
熱中、夢中。
どちらも氣の巡りがすごくいいときです。
あなたの電源を、
ぜひ、思い出して下さい。
それは多分、何が足りないときだろうと、
幸せの大前提になってくれるものです。
年末年始こそ、
「あなた度」を取りもどしましょう。
というわけで今回は、
「昔好きだった遊びの延長に、エネルギー源がある」
というテーマでお送りしました。
ではでは、くれぐれも、お大事に!
ぼくが最近思い出した電源は「海水浴」です。