「骨盤がよくなったら腰痛が消えるって、本当ですか?」
そうですね、7割はほんとうです。
これもすごく多い質問です。
たしかに腰痛がくりかえす場合、
骨盤に問題があります。
なぜ骨盤って、そんなに腰痛にかかわるんでしょうか。
ポイントをギュッとまとめると……
●骨盤は上半身と下半身の「つなぎ目」
(ここで折れ曲がる)
●つなぎ目は「交差点」みたいなものだから、
血流の「渋滞」が起きやすい。
●渋滞で血流が詰まると、乾いてしまう上にゴミがたまる。
●まわりの筋肉も硬くなるし、骨盤の動きが落ちる
●動きが落ちたままでも、動かすしかないから、
負担がどんどん蓄積する
●その被害を1番受けるのが、骨盤のすぐ上にある腰
ということなんです。
だから、逆に言うなら
「骨盤の動きがやわらかく戻る」と、
腰痛の多くは消えていきます。
そう、ここがポイントで
「きれいなだけ」ではダメ。
「動きがよい」必要があります。
つまり大切なのは、
骨盤の「形」ではなく、
「弾力」です。
なんでもそうですね、外形より機能のほうが、
ずっと大切。
じゃあ、
「骨盤がやわらかい」って、どういうことでしょう?
それは、
●骨盤をつくる関節がやわらかい
(おもに股関節、腰の関節、後ろコマネチの仙腸関節)
●骨盤をささえる筋肉がやわらかい
(おなかの奥の大腰筋、もも裏のハムストリング、
腰の奥の腰方形筋、お尻の筋肉たち)
ということです。
意外と条件、多いですよね(笑)
そうなんです、でもこれが大切で
「全体像が見えたら、初めて効率的に治せる」んです。
これがわかってくると、
腰の骨だけをボキッ!とやったって
「しょうがない」のが、よくわかると思います。
でも逆に、関節・筋肉の健康度があがって
「骨盤に弾力がでる」ようにさえできれば、
楽になるのは腰痛だけじゃないぜ!
……ということも、わかると思います。
おなかも モモもよくなるから、
生理痛や便秘がよくなったり、
脚の形がきれいになったりも、する。
ありがたい場所ですよね。
そしたら次に気になるのは、
「あたいの骨盤は、大丈夫なのかい?」
ってことですよね。
このチェック方法、実は、あるんです。
自分でやれます。
すごく便利なので、動画をこれから準備します(笑)
次回、チェック法をお伝えしますね。
今回はまず、骨盤の全体像と、
大切さ、威力をお伝えしました。
ではでは、くれぐれも、お大事に。
見た目の「老け込み」も、骨盤から始まるかな。
(=若返りのキーポイントでもあります)