「人をゆるす」
すごく尊く、価値のあること。
憎しみを捨て、相手を自由にし、じぶんも解放される。
でも……どうやって?
「自己受容」
自分を受け入れる。
心理学を少しでも学ぶと、必ず出てくる。
それはそれは、安心があって心地よいに違いない。
でも……どうやって?
「自己肯定感」
自分を良しとする。自信のもととなる。
メンタルが強くなる。
ただ、弱すぎても、強すぎても、うまくいかない。
じゃあ……どうやって?
心理学は【正しい方向】を教えてくれる。
でも、具体的な「歩き方」は、よくわからないことが多い。
だから、自分で探すしかない。
いろいろ試して、
憧れる人たちをよく見て考えて、
1つのヒントを見つけました。
「もう……しょうがねえなぁ」
この「思い方」は、すごく強い。
誰かに対して「もう……しょうがねえなぁ」と思えたら、
もうその人ことを、
『ゆるし』始めている。
自分に対して「もう……しょうがねえなぁ」と思えたら、
『自己受容』は確実にすすんでいる。
弱すぎでも強すぎでもない『自己肯定』は、ここにある。
「もう……しょうがねえなぁ」と
思ってくれる人は、やさしい。
そういう人は、
「もう……しょうがねえなぁ」と
まわりにも、思ってもらえる。
思い返してもらえる。
「ゆるし」も「自己受容」も「自己肯定」も、
難しくて手が届かない感がある。
いったいどうやって、そこまで行けばいいのか。
でも、
「もう……しょうがねえなぁ」と思えばいいんだったら、
道すじが見えてくる。
その先にきっと、
「ゆるし」も「自己受容」も「自己肯定」もあるのだから、
行けるような氣がしてくる。
ボーリングでいう、
手間にある床の三角のマークのアレみたいなやつね。
(スパットっていうんだっけ?)
ちなみに、
ぼくがこの「思い方」を発見したのは、
有吉とマツコのテレビ番組からです(笑)
あれだけ業界からも視聴者からも長く
好かれている二人に共通しているところを
探していたら、浮かんで来た言葉。
具体策とまでは行かないけど、
使えるヒントだと思うんです。
そして、
「ゆるし」や「自己受容」や「自己肯定」を
願っても願っても手に入らないとき、
何が本当の問題かを探す、手がかりになるはず。
だから、まずはミスとか、
嫌いなところを見つけたときなんかに、
ためしに、つぶやいてみるといいと思うんです。
「もう……しょうがねえなぁ」
攻撃や、否定の言葉のかわりに、ね。
そしたら冷静な「その後の対応」や、
メンタルの維持に、きっと役立つはず。
ではでは、くれぐれも、お大事に。
「騙されてないかも」と思って、
素直な少年のような気持ちで、やってみてね(笑)
■追伸:
こんな風に、
「正しいのはわかってるけど使い方がわからない
心理学を、具体策まで噛みくだく」
という遊びが、好きです。
「楽ゆる 健康ラボ!」でやっている
心理学の1つは、こういう感じです。
たとえば、
2月25日(木)に健康ラボで配信する予定の心理学は、
『018.「お守り言葉」その2:自分と他人を「ゆるす」言葉』
です。
今回のね、
「もう……しょうがねえなぁ」も、だいぶん便利です。
これだけで楽になることも、あるでしょう。
ただ、もう1歩。
さらに進んで、
「もう……しょうがねえなぁ」
って思えるようになるには、どうしたらいいか。
そういう心をつくっていく方法は?
そこをさらに噛み砕いた「お守り言葉」が出てきます。
ぼくはこの言葉に、5年かかって、辿り着きました。
……というわけで、
ラボについてのご質問も増えてきたので、
心理学でやっていることの一部を、
ちょっとお見せしてみました。
興味があったら、くわしいご案内を
改めて見てみて下さい。
(サンプルとしてわかりやすいから、
動画セミナー一覧を、更新してみたよー)
▼「楽ゆる健康ラボ!」
https://www.ht-b.jp/erm/labo.html