楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

結局「1位の健康法」は、どれ?

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「結局、先生の健康法の1位は、どれなんですか?」
そんな質問を、いただきました。

これまで、本が5冊。
動画にいたっては、約240個、
リリースしてきました。
(スクールなどを足すと、もっとですね)

たしかにこれだけの技を出していれば、
「どれがベストやねん!」と思う人も、いるでしょう。

でもね、
明確な答えが、ぼくにはあります。

それは……



「1位は、人による」


というものです。


……


……うん、
ミもフタもないよね(笑)

でも本当なんだから、しょうがない。

Aさんには「内臓のケア」が1番効いた。
Bさんには「体のゆがみケア」が1番だった。
Cさんには「首のケア」が、
Dさんには「筋力が上がるストレッチ」が、1番だった。
でも……そのA~Dすべて試してもダメだった
Eさんが「うるおいツボ揺らし」では、治った。

そうやってぼくは、
内臓、ゆがみ、首、ストレッチ、ツボ揺らし……
というように、5冊の本を出してきました。


すげえ簡単にいうなら、

「これが誰かにとっての1位に、きっとなる」

という確信があるから、
本にするんです。


大事だから何回だって言うけれど、
人によって1位は、それぞれです。
この事実は、泣いても笑っても踊っても、変わらない。


「結局、体に1番いい野菜って、何?」
っていう質問と同じでね。
それぞれ持ってる栄養もエネルギーも別々なんだから、
「食べる人の状態や症状による」んですよ。

ただし、同じ野菜でも品質の差はあるから、
品質を上げ続けていくことだけは、抜かりなく、やる。


だから、そうやって……
「最高の1位候補」をいくつも用意するしかない。


「アレがダメでもコレが有るよ」って、
ぼくは言いたい。
他の誰もが言ってくれなくなっても、
ぼくは言いたい。
本人が諦めかけていたって、
「やっぱり諦めるのを一旦やめようかな」
と思える理由を、3つは用意しておきたい。

なぜって、
「ぼくは、そうされたかったから」。

そして、その願いを叶えてもらえることは、
ついに無かったからです。
(自分で叶えるしかなくて……整体師になっちゃった)


「病院で治らなかったのなら、もうダメだよ」
というオトナが、嫌いだった。
それより少しまともそうに見えたけど、
「うちで治らなかったら、もうダメだよ」
というオトナも、カッコ悪いと思った。

だからぼくは、
「ごめん、今のところ効いてないみたいだけど、
 頑張ってもっといいやつ作るか、紹介するか、
 なんとかするから、ちょっと待って!」
と、せめて言いたい。

天才じゃなくたって、そこまでは、できる。


ぼくがずっとYoutubeをやめないのも、
本を出し続けるのも、
ある意味ずっと、そんなふうに
ボソボソと伝え続ける行為なんでしょう。

「今度のこれなら、どう?」

ってね。

まだ見ぬ「まだ治らない人」に、
しつこくしつこく、
種を配っているような。


もちろん、理想としては、
種じゃなくて「花」を配れたらいいんだけどね。
健康ばっかりは、本人が種から育てないと
どうもうまくいかないものだから。


ぼくから出てくるものが多すぎて、
混乱するかも知れないけれど……

「そっか、また1位候補が、出たのね」

って思ってもらえたら、幸いです。


だって
ぼくの仕事は「最新の1位を届ける」こと。
誰かが絶望に追いつかれる前に、
その1位を塗り替えていくこと……ですもん。



あ、そういう意味では、
「似たテーマ」の動画がもし2つあったら、
発表された日付が新しいやつのほうが、
基本的にはレベルが高いです。

ただ、面白いもんで、
「相性」ってのがあるんですよね(笑)

古いバージョンのほうがよく効くってことが、
どうしても少なからず、起こるんです。

ドラクエ4より3のほうが好きだった、みたいなね。


まあ、とはいえ、
●Youtubeでも最新のものを常に更新している上で、
●本にするようなものは「よほど良いもの」だけだし、
●会員制のゆるケアLaboに出すものは
 「抜きんでて良い」か「他にない効果」のもの。

……ということは、明確です。



そんなわけでね、
もともとは、
「結局、先生の本当の1位は、どれなんですか?」
ってご質問に応えてきたわけなんだけど……


マジの本音だけでいうと、

「ぼくの本当の1位は、ぼくにもまだわかりません。
 これから死ぬまで、更新していくんで」

というのが、答えでした。
(まるで羽生結弦!)


ではでは、くれぐれも、お大事に。
セラピストの最低条件は、
「患者さんよりあきらめが悪いこと」だと思う。