楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

たった1つ!生き方を間違えなくなる超シンプルな質問

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「自分らしさ、なんて言うから難しくなるんだ。
  似合うかどうか。それを考えたらいいだけだよ」
           (素質カウンセラー)
         

 

■ 本当は生き方に「間違い」なんてない。ただ……


生き方は本来、自由です。

本当はどう選んでもいいし
「生き方なんて選べない」という考え方を選ぶのさえ、
自由です。

たとえば、
すごく幸せな人だけを100人集めても、
その生き方は100通りあるでしょう。

それこそ、「みんなちがって、みんないい」の世界。

だから、生き方に「間違い」はない。
それは大前提です。

ただし……

「苦しい生き方」というのはある。
やってられないほど報われない生き方、というのがある。
不健全な道です。

その道は険しいし、歩いていて楽しくない。
行きたい場所にはつながっていないか、
もしくは遠すぎる。

それは避けたいですよね。


一方で……

「満たされやすい生き方」というのもある。
報われやすく、息切れしにくく、道中に楽しみがある。
健全な道です。

その道は、行きたい場所につながっているか、
または、その道自体が「生きたい場所」だったりする。
(あ……無意識に書いてたら、うまいこと言ってた(笑))


その「満たされやすい生き方」を歩むには、
どうしたらいいでしょうか?

大切な問いではあるんだけど、
実はこれ、難しく考える必要なんてないんです。

キーワードは、シンプル。

「似合うかどうか」です。

■ あなたに似合うスタイルが、一番いい


服で考えると、わかりやすいですよね。

ぼくは大学生のころ、
「コムデ・ギャルソン」というブランドの服が好きだったんです。

ニット(セーター)が5万するような、
身の丈に合わない贅沢品です。

ペンキをまき散らしたようなカラフルなTシャツが1.8万円だったり、
形がギザギザのワイドパンツが3.8万円だったり。
デザインがすごいんです。

ただこれが、致命的に似合わなかった……

その頃の写真を見ると、
「服に着られている感」があふれて出てる。
「自分を見失ってる臭」で胸がやられる(笑)

5秒見るだけで恥ずかしさでいっぱいになるほど。


そう……似合わない。

――これって、致命的なんです。

価値があるかどうか。
人気があるかどうか。

そんなこと、全然関係ない。
「ぼくに似合う」ものは、実力を出すし、
「ぼくに似合わない」ものは、違和感を出す(笑)

違和感があると「浮いて見える」ので、
オシャレ以前の問題になっちゃう。
マイナスでしかない。

当時のぼくには、
ジーンズにポロシャツとか、
アディダスのジャージとかのほうが
ずっと似合ってたはず。
たぶん、そのほうがモテもしたでしょう。

服で考えるとわかりやすいですよね。

これ、生き方だってまったく同じです。

「似合う生き方」なら、実力が出る。魅力も出る。
「似合わない生き方」なら、違和感が出る。
そして、

……体が歪むんです。

■ 「生き方」ってそもそも、何だっけ?


生き方って、なんでしょうね。

きっと大切な要素は、3つ。

1)どこを目指しているか(目的地=目標)
2)今どこにいるか(現在地=立場・スタンス)
3)どんな歩き方をしているか(歩き方=手段)

これだと思います。

この3つが生き方を形づくっているから、
それぞれ、「自分に似合っている」といい。

どれか1つだけ歪んでいる人もいます。
でもそういう状態が長く続くと、
やがて3つすべてが歪みます。

よくあるでしょう?

「妻の喜ぶ顔が見たかっただけだったんです。
 金の苦労をさせたくなくて、ガムシャラに働いているうちに、
 家に帰ることが少なくなって……
 
 手に入った成功を失うのが怖くなってたんだと思います。
 妻の指摘や不満がジャマにしか思えなくなって、
 氣が付いたら離婚してました」

みたいな話。

目的も、現在地も、歩き方も
みるみる歪んでいってますよね。

そしたら「努力が報われない」のは当然だし、
やればやるだけ、「行きたくもなかった場所」(離婚)に
辿り着いちゃうわけです。

似合わないことしてる時点で、
地図を見失ってますからね。
迷子にもなるよね。


これとは逆に、魅力的な人や結果を出し続けるのは、
ますます「その人らしく」なっていく人です。

目的も、現在地も、歩き方も「らしい」から、
「自分度」が上がっていく。

自分の持っている「種」がわかってて、
それに合う「肥料」を与えるようなものだら、
すくすく育つよね。
そりゃ、花も咲くよね。


だから、
「似合う」ほうがいいのは当然です。

でも、どうしても、
間違っちゃう人のほうが多い。

ぼくも、何度も迷子になってる(笑)

じゃあ、どうしてたらいいのでしょうか?

■ 万能で使える魔法の質問


「これ、自分に似合ってるかな?」

という質問です。

自分に聞くのがまず大切。

具体的には、

1)どこを目指しているか(目的地=目標)
2)今どこにいるか(現在地=立場・スタンス)
3)どんな歩き方をしているか(歩き方=手段)

このそれぞれについて、チェックするんです。

具体例を出しますね。


1)目的地は、自分に似合っているか?

たとえば、
本当に「不労所得で生きる」のって、ぼくに似合う?

ぼくはこれ、間違って目指してた時期があります。
恥ずかしい……

ぼくは「手仕事」でお金もらいたい人間のようです。
仕事してないと、無価値の恐怖で何も楽しめなくなります。
(というような性質が、少しずつわかってくる)


2)現在地は、自分に似合っているか?

たとえば、整体をやるにあたって
「すごい優秀な先生」という立場をとろうとしてたけど、
それってぼくに似合う?

……これもぼく、間違ってました(笑)
まだまだ若造ですしね。
「親しみやすい研究家の若者」でいたほうが、
ずっとよかった。

それに気づいたら、驚くほどお客さんが増えました。


3)歩き方は、自分に似合っているか?

たとえば、
「数多くの先生から色々学ぶ」という手段を
とっていたけど、それってぼくに似合う?

……これも、ズレてました。

ぼくは素材は欲しいけど「肝心なことは自分で見つけたい」
というタイプでした。だから、セミナーの数を1/3にして、
自分で実験を繰り返すようにしたら、
スキルがすごいスピードで伸びました。


――みたいなことです。

この3つの要素、それぞれ分けて、
チェックするといいです。


1つが似合うようになるだけでもずいぶんプラスだけど、
似合うものが2つだと3倍ぐらいになるし、
3つ揃うと9倍ぐらいになります。

何が?って、
生きやすさと、幸せ感と、手に入るものの価値が、です。

そして……

体が歪まないんです。
生き方の歪みが少ないと。

■ あなたの「アホさ」を知る人は、すごく貴重です


そして、
驚くほど有効なのは、ごく身近な人に聞くことです。

ぼくだったら、奥さんです。
仲のいい友達や、親しい家族でもいいでしょう。


よくある歪みは、
「すごい人に憧れているうちに自分を見失う」
というパターンで生まれます。

だから、
「すごい人のアドバイス」や、
「すごいと思う人との比較」はジャマになる。

これも服で考えるとわかりやすいんだけど、
「似合うかどうか」って、
「素に合うかどうか」ってことです。

だから、
「自分のアホさを一番よく知っている人」
という基準で探すといい。
そういう人こそ、あなたに似合うかどうかを
正確に見てくれます。

……というか実は、「すでに見てくれている」ものです。
下手をすると、「もう止めてたのに聞く耳を持ってなかっただけ」
の可能性さえあります(笑)


だから、聞いてみるといいです。

「あんまりそういうマジメな話、しないんですよ……」
というなら、なおさら。
トライする価値が高いと思います。

お互いに望む生き方をちゃんと知るなんて、
一緒に生きる人とのつながりが
よりよくなる手段として、とても意味深いことです。

「そんな話題、どう話していいかわからない」
でいいと思います。

そのほうが、
「なになに、どうしたってんだい?」
って、真剣に聞いてくれるでしょう(笑)

そのほうが、
今まで出て来なかった話が聞けるでしょう。


想像してみて下さい。
さっき例に出したような「生き方が歪んでいく人」のこと。

「周りの声を聴けなかった」んです。
そういう人たちって。
自分に問い直すことも、立ち止まることもできなかったから、
「行くところまで行っちゃった」わけです。

で、こういうときの「周りの人」って、
すごい人とかじゃないでしょう?
もっと身近な人です。
家族とか、腐れ縁の友達とかね。

だから、
ちゃんと「身近な人の声」が聴けてたら、
生き方がひどく歪むことなんて、そうそうないんです。


だから、
「自分の本音」と「周りの人の本音」という2つの方向から、
ぜひ「似合った生き方になってるか」を、
定期的にチェックしてみましょう。

「生きにくさ」を何とかする手がかりは、
必ずここにあるはずだから。


今のそれ、あなたに似合ってますか?


というわけで今回は、
「ばあちゃんが見たら悲しむような生き方はするな」
というテーマでお送りしました。

ではでは、くれぐれも、お大事に!
近々、これに役立つ「素質の話」を始めようと思ってます。