楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

ぼくは絶望を減らしたい ~健康ラボ、始まります~

ぼくは絶望を減らしたい ~健康ラボ、始まります~

「餃子もカレーも、何にもうまくない……」

26歳のぼくは、味覚の大半を失っていました。
医師から告げられた診断は、「自律神経失調症」です。

 

甘いものかしょっぱいものかぐらいは、わかる。
目隠しされて食べても「カレーでしょ?」とは多分、言える。
でも、あんなに美味いはずのものが、
とにかく味気ない。
おいしくない……

口がパッサパサで、
24時間ピッタリ貼り付いている頭痛も気になるし、
味だけじゃないすべてが
「分厚い膜の向こう側」の出来事みたいに、遠い……

肩こりも腰痛も頭痛も眠れないのもボーッとするのも
忘れ物が多いのもやる気が出ないのも嫌だったけど、
人生から「おいしい」が消えたのは、
ちょっともう……恐ろしかった。
幸せの半分以上を、奪われたと思った。


でも実はね、
そんなぼくを一番打ちのめしたのは、
別のことなんです。

「これはもう……ずっと付き合っていくしかないですね」
「永井さんは、なかなか改善しないなぁ」
「仕事をいったんやめてもらわないと」
「40分以上の有酸素運動を毎朝やったら、良くなるかも知れません」
「精神的な問題じゃないの?」
「強い神経の薬を飲んでもらうしかない」

……そういう、お医者さんや専門家からの、
言葉たちでした。


言われた側としては、

『じゃあ、この苦しみは、一生続くのか?』
『ぼくは「治らないケース」なの?』
『仕事をやめるわけにはいかないのに……』
『40分以上の有酸素運動って、それができるの、超健康な人じゃない?』
『え……っていうか、精神がおかしいの? それこそ、どう治すの?』
『強い神経の薬なんて、飲みたくない……』


――どれもこれも「絶望」です。
ロクな解決策が、ない。

(今改めて見たら、ロクな先生に会えてない(笑))


どんなにきつい症状でも、
「良くなっていく見込み」があれば、まだ耐えられます。

たとえば、長距離走だって、
「あとグラウンド7周」ってわかってたら、
きつくたって何とか走れる。

でも、
「先生が許してくれるまでずっと走らされる上に、
 何ならいったん職員室に先生帰ったし、
 一瞬でもサボッてるのがバレたらフルスイングでまた殴られる。
 ……いつ終わんの、この苦痛……」
という状況だったら、心ごと、くじけてしまう。
それで、ますます体も重く疲れていく。
(中学時代の実話です(笑))


状況が良くなる材料が、見当たらない。
「絶望」です。


ぼくらは当然、
「悩みの重さ」にまず、苦しみます。
ただ、それと同じぐらい……いや、違うな。
きっとそれ以上に、
「その悩みを解決する糸口がない」という
「絶望」に、心をやられてしまうんです。

これから、良くなっていくとは思えない。
むしろ、ますます悪くなっていく未来しかなさそう……。
今でさえ、嫌になるほど辛いのに。

そうなると、
自律神経や気力が弱るから、
「ほんとうに改善しにくい状態」なってしまう。



ぼくの、自律神経。
あれこれ何を試しても……最終的には妥協して
「強めの神経の薬」を試しても、
改善の兆しさえ、見えなかった。
(ボーッとして明らかに思考力も記憶力も落ちて
 気持ち悪くて怖いし、症状はそう変わらなかった)

奥の手だと思ってた薬もダメだったら、
何ももう「打ち手」がない……
仕事をやめて田舎に帰るしかないのか。
でもそれはそれで、
そのあとの仕事やキャリアは、どうなるのか……


そんな絶望の果てに出会ったのが、
のちの師匠であり、「アメリカの整体」でした。


どうやら――
●ぼくの自律神経の場合は、胃がかなり問題だったようだ。
●アメリカの整体なら、脳や内臓まで整えていけるらしい。
●不眠に関しては、首を整えれば少しはマシになるっぽい。

そして何より、

「大丈夫、永井さんみたいな人、いっぱいいるよ。
 みんな少しずつだけど、良くなっていったよ」

って、
はじめて、言ってくれた……。

それは、
まだ一握りだけど、力強い「希望」でした。


もちろん、
まだ1回の施術だから、変化は小さなものです。

でも、心は、違った。

「ひょっとしたら、改善していけるかも知れない」

……そう思うだけで、
まったく違ったんです。

足取りが軽い。
顔が前を向く。
息がしやすい。
帰り道で、道ばたのお花に気がつく。

「明日」を、歓迎できるようになる……


そう、
「明日」というものが、未来が、
「嫌なもの」では、なくなったんです。

それで、
理解したことがあります。

状況が悪化していくしかないなら、
時間は「敵」です。
【奪われていくもの】しかないからね。

でも、状況が少しずつでも改善していけるなら、
時間を「味方」だと思える。
【取り戻していけるもの】ばかりだから。

今、手元にある時間を
「敵」と感じるか、
「味方」だと感じるか。

ひょっとしたら、それは、
これ以上ないほど明確な「幸せの基準」かも知れません。

ぼくは、その日、半年以上ぶりに、
未来を少しだけ楽しみだと思えたんです。


だから……かも知れません。

その帰り道、
途中で勝った鯛焼きは……おいしかった。
びっくりした。

甘いものはずっと
「胃に重くて気持ち悪いだけ」だったのに、
その鯛焼きは、ちがったんです。

まだまだ元通りでは、ない。
でも、味がわかる。
ほんとうに久しぶりに、口が喜んでいる。
胸のほうまで、うれしい波みたいなやつがジワ~ッと届くほど、
甘さがしみる。
うれしかった……
あのままだったら、
神楽坂の町なかで、鯛焼き片手に涙を流していたでしょう(笑)


その日、ぼくが得たものは
「少しの改善」と「一握りの希望」でした。

でも、はっきりと、わかります。

あの日、回復を再開したんです。
体も、心も。



……だからぼくは、
「絶望」を減らしたい。

一握りでいいから、
「希望」の素材を、配りたい。


鯛焼きの美味しさを、
明日を楽しみにする気持ちを、
自分の回復力を……ぼくがあのとき思い出したように、
「復活のきっかけを待っている人」が、
体が、心が、
たくさんいるはず。


「自分の何が問題なのか?」
「改善のために有効なことは何なのか?」
「普通じゃ良くならない症状の解決策ってないのか?」

昔の自分が、
欲しくて欲しくてたまらなかったもの。
誰かに相談したくてしょうがないのに、拒絶されつづけたこと。
(または、ウソの商品でお金を騙し取られてきたこと)


――ぜんぶ含めて噛み砕いて、
「健康ラボ」にします。

今日はじまる健康ラボは、
「えらく手厚いサポートがついた健康の通信講座」
みたいなものです。

YouTubeでは出せないディープな動画セミナー。
体はもちろん、心にも効く健康法。
相談できるサポートをセットにして。
健康法の効果をあと押しするツールもつけて。
どでかいオマケで「素質心理学」もそえて。

……そうです、今回は、
新しい挑戦を始める、その決意表明です。
そして、ちょっと大げさな、お知らせです(笑)


あ、といっても、
もちろんYouTubeもを全力でやってきたし、
これからも2週間に1回は、続けます。

だから、
YouTubeで充分に体調が改善できている人は、
無理してラボに入る必要はありません。

じゃあ、
健康ラボに向くのは?

●「表」のやり方では症状が改善しにくい人
●「快適」や「快調」というレベルまで健康度を上げたい人
●自分や人間のことをもっと知りたい人(素質)
●氣とかエネルギーのことが面白いとか、好きな人
●楽ゆるの考えややり方、永井のトークなどが好きな人(<(_ _)>)

……という感じです。


月額は5,000円ですが、
今回もそれを遥かに超える価値のサービスを用意したつもりです。
何回も言うけど、好きな人は、すごい好きなはず(笑)

そんなわけで、
詳しいご案内は、こちらをご覧下さい↓

●楽ゆる「健康ラボ!」
~ココロとカラダの救急箱~
https://www.ht-b.jp/erm/labo.html


どこまでやれるかは未知数の冒険ですが、
今まで1番、ぼくの底力が試されそうです。

でも、
「何の遠慮もなく本気を出せる」ことが、
こんなに心地よいものだって、思い出しました。
(リアルセミナーでは、たいていそうですが)

ぜひ、必要としている人に、
しっかり届きますように。


……というわけで、
くわしい「健康ラボ」のご案内は、
こちらをご覧下さい↓
https://www.ht-b.jp/erm/labo.html


ではでは、くれぐれも、お大事に。
誰もやってくれなかったことだから、
ぼくがやってみます。