楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

新しい習慣が「自分のもの」になるコツ

新しい習慣が「自分のもの」になるコツ


どうして、あれ、
途中でやめちゃったんだろう……?

そう思うこと、ありませんか。

 

ぼくは、かなり、あります(笑)
「あれが継続できていたら、人生違ったはずなのに」
と思うこと。

でも、いっぽうで、
「そんなに無理してないけど、続いてること」
も、あるはずなんです。実はね。
(マジで言うんですけど、歯磨きとかね)


続けられないこと、続けられること。
何がその「差」なんだろう?
その差さえわかれば「続けたいことが続く」ようになるよね。

そしてこれ、新年に超ふさわしいよね?(笑)

というわけで、
結論からいうと……

●「馴染み」を先につくってから「習慣化」をすること。

これに尽きると思うんです。


というのもね、
「馴染み」というステップを飛ばしてしまう人が、
めちゃくちゃ多い。
そのことに気が付いたんです。


たとえば、ダイエット。

自分に【馴染まない】ものを、そもそも選んだりする。
(ぼくも何度もやったけどw)
『糖質制限』がモロに代表です。
「白いご飯を我慢する」なんて、ぼくには、犠牲が大きすぎる。
人生が色褪せ過ぎる。
富山県民の魂が悲鳴をあげる……(笑)

だから、成果が上がるかどうかは別として、
ストレスが溜まるんですよね。
「何かが違うぞこれ」っていうね。
それが一定量を超えたら当然、やってきます。
「リバウンド」がね。


でもいっぽうで……

「太らない食べもので美味しいもの探しをする」
「香りが好きだから、香りで満足するもので代替する」
「キャベツは異様に好きだから、キャベツがやたら美味しい
オリンピックまで歩いて買いに行くことも含めて、クセづける」

みたいなことは、
ぼくに【よく馴染む】ものです。
好みに合う。
だから続けられるし、結果が出る。


さてさて、
このポイント、わかりますか?


続けられるものは「個人的」だということ。

美味しいもの探しは好きだとか、
良い香りに弱いとか、
キャベツが好きだとか。

そんなふうに
「続けられる根拠」って、個人的なはずなんです。
一般的でもなく、
社会的でもなく、
正しさでもない。
「ぼくらならではの理由」が多ければ多いほど、
ぼくに合ってる。
それが、ぼくに【馴染んでる】ということですよね。


それだったら、新しい習慣が継続できる。

いや、違うな。
あえて言いましょう。

実は新しくないんです。
行動自体は新しいとしても、
「あなたに馴染んだところからスタート」しているので、
最初からちょっと「仲がいいところ」から、始められる。

無理やりとってつけた新しい習慣じゃなくて、
自然にしっくり来る習慣なんです。
最初から、ね。


つまりこうやって
【馴染ませる】ことで、もう半ば、継続が成功してるんですよね。
続けやすいかどうか、ということに加えて、
「続けたい」という気持ちも、乗っかってくるし。

言い方をかえると、
【馴染み】というのは「個人化」する、
「自分用にする」ということです。


ほんの少し見方を変えれば、
この考え方は仕事にも使えます。
【馴染み】のステップをちゃんと経ないまま
仕事をし続ける人が、いかに多いか。

そりゃあストレスも多いし、
結果は出にくいし、疲れるよね。
やめたくもなります。

だって「馴染んでない」んだもん。


もちろん、簡単なことではないかも知れません。
でも「馴染ませよう」っていう発想があるかないかだけでも、
まったく違ってきますからね。


そういえば、
「馴染む」って、英語でいったら
「フィットする」ということ。

こうすると、さらにわかりやすいね。

フィットしてなければ、続かないのは当たり前です。
だって、サイズが合わない靴みたいなものだから。
痛いし、嫌だし、進みは遅いよね。



新しい年が始まりました。

新しく始めることも、たくさんあるでしょう。


「それ、ちゃんと自分に馴染んでる?」

「もっと自分用にフィットさせるには、どこを
 ちょっとイジッたら良さそう?」

「どこがフィットしてないから辛いんだろう?」

「今すでに続いている習慣って、
 どうやって、あたいにフィットさせていったんだっけ?
 そのやり方を、他にも使えない?」

そんな問いを、ヒントにしてみてね。


ではでは、くれぐれも、お大事に。
自分を知る一番のメリットは「馴染ませ力」が上がることかもね。