楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

マイペース・マイライフ、愛する調布。

マイペース・マイライフ、愛する調布。


これ言うと、
誰かに怒られそうなんですけど……
調布って「美男・美女」のポスターが、無いんです。
かなり探したけど、ほんとうに、無い(笑)

美容院、床屋、写真館、デパート……
どこのポスターにしても「庶民的で安心できるお顔の人」が、
ニッコリ笑ってる。

さすがにこれは “わざと” だと思うんです。

 


たしかにぼく、
昔から思ってました。

地元の富山の床屋さんとか美容院って、
ほとんどのポスターが「外国人さん」なんです。

ハンサムだし美人だけど、
肌が真っ白で金髪で、きれいに整い過ぎてる。
「記号」のように見えてしまう。
あそこまで「遠い」と、
憧れる対象にもならなくて、
「自分もそうなりたい」なんて思えない。
しかも、
「そういうスタイリングができるお店」だとも、
一切思わない(笑)
(↑ここ重要)

それじゃあ、意味ないですよね。


だったら、
調布の「地に足が着きまくった庶民派ポスター」のほうが、
ずっといい。

親しみを感じるようなお顔の人が、
ヘアスタイルをオシャレにすることで、
けっこう魅力的に写ってる。

そりゃあ、
「ものすごい美男・美女」ではないけれど、
“リアルに手が届きそうな憧れ” が、そこにある。

そのほうがずっと参考になる。
何も訴えてこない「記号」なんかじゃなくて、
自分と照らし合わせる「実例」として見て、
「そうなれるなら、行こうかな」と思う。


このあたりって、
大事なことなのに、つい間違っちゃうことが多いな……


100点や120点を、目指したい。
天才に憧れることもある。

でもそのせいで、
「自分は違う」と思って、
自信ややる気を失ってしまう。


それよりは、
75点や80点の実例を見たときに、
「ああなりたいし、なれるかも」って、
“リアルな欲求” が生まれる。

実はモチベーションって、
こっちのほうが強くなりますよね。
「自分もやれそう」って。


「志を低く持て」
なんて意味ではありません。
遠くに見据える目標はすごくカッコいい、
120点とか150点のものでもいい。

ただ、それとは別に、
「今の自分と比較するモデル」はきっと、
すご過ぎないほうが、いい。
自分より20~30点上の人を、
まずは目指すこと。

そうじゃないと、自分を弱めてしまうから。
空振っちゃうというか、
空回っちゃうというか。

あんまり遠い存在だと、
「よく見えない」から
正確なマネだってできないですしね。


そんなことを調布でね、思ったんです。



健康も、一緒だよ。


何も痛くなくて、元気ハツラツな人と、
「いきなり」自分を比べると、
辛いことばっかりになっちゃう。

「何も痛くなかった若い頃のの自分」とかもね、
いま比べる対象としては「完璧過ぎる」。

そうじゃなくて、
「今の自分より20~30点上の体調」を、
まずは目指したらいい。

だって、そのほうが早いから。


●【最終目標】と【当面目標】を分ける。

そう考えてもいいね。
自分を息切れさせない。


あと、そうそう、絶対に忘れちゃ行けないこと。
覚えておいてね。

「この世で一番急かしちゃいけない相手は、
 自分自身である」

つってね。

他人を急かすのも大抵意味がないけど、
自分を急かすのは、それ以上に、いけない。

スピードが必要なときは、
「早くやる」んじゃなくて、
「早くなるように何かを変える」こと。


マイペース・マイライフ。


同じ「努力」にしたって、
自分のペースを変えようとする努力より、
自分のペースのままより良い結果を得られる
ように考える努力のほうが、ずっといいよ。


ではでは、くれぐれも、お大事に。
調布って「色々とちょうどいい町」だと思ってます。
なんの皮肉もない、良い意味でね。