ぼくは大木が好きです。
写真は日本第3位、
川古の大クス(くすのき)にて@佐賀県。
推定、3000歳ですって!
西暦マイナス1000年ぐらいから
生きてるのか……
他に何もない静かな公園なのに、
この木の近くに座っていると、
大事なもんはぜんぶある感じがしました。
チンアナゴ先生といい、
クスノキ先生といい、
自然の無言の姿には、
静かで強いメッセージがあるように感じます。
「大きくなる前に、しっかり根をはりんさい」
「健気さほど愛されるものはないよ」
「細く長くでいいから、好きな方向に伸びなさい」
「本当にやるべきことって、そんなに多くないよ」
「自分の本分をやってるだけでも、堂々としていいんだ」
「何をするかの前に、どこにどう在るかが大事だよ」
などなど。
まあ今、ぼくが、そういう時期なんでしょうね(笑)
また違うときに来たら、
違うメッセージをもらうんでしょう。
神社のご神体も「鏡」だったりしますが、
自然は、ごく具体的にひびくように、
ぼくらの心を反射してくれる。
ここから離れちゃいけないなぁ。
こういう命でいたいな。
……などと、思ったのでした。
ああ、近所にもいて欲しいなぁ。