楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

ただただ「アラジン」に衝撃を受けた話



「アラジン」を観てきました。

劇団四季は、2回目。
半年ほど前に予約をしたもので、
普段はまったくいかない、汐留へ。

前回「マンマ・ミーア」を観たときの記憶は、
けっこう楽しかった、ぐらいのものでした。

でも今回は、びっくりした……

 


目と耳と毛穴をぜんぶ開いて、
1分1秒もムダにせず、ぜんぶ受け取りたい。

そういう状態になるほど、没頭しました。
……といえばいいのか、
没頭「させられた」というのか。

本当に絨毯が空を飛んでるみたいな舞台装置も、
いっぱつで非日常に意識を飛ばしてくる衣装も、
意外と初めて知ったアラジンの物語も、
面白いところばかり。


でも、何より衝撃だったのは、声。
声のパワーに圧倒されました。


「歌がうまいんだろうな、勉強になりそう」
とか思ってたけど、
そういうレベルじゃないのね(笑)

きれいで安定してなんだか広くて、
心臓に直接ひびいてくる。

夏に外にいて汗をかいてるとき、
強い風がビューっと吹くと、すごく気持ちがいいけれど……
「あれに似てる」と思いました。

自分にまとわりついた色んな「要らんもの」を、
声が、吹っ飛ばしてくれる。
こっちの胸の空洞まで広くなるような、声。

人間って、あんなことができるのね。

それも、
あんな激しく正確に踊りながら。


一幕一幕が終わるたびに、
「なんて貴重なものを見せてもらったんだろう」
と、思う。

後半はもう、目からつるつる涙が出る。

「かわいそう」でも、
「うれしい」でも、
「ホッとした」でも、
「ちきしょう」でも、
「よかったなぁ」でもない。

もちろん、そういう感情の動きもある。
でも、それらとは問題とは全く別の場所で、

「すげえ……」

とただ圧倒されて、つるつる涙が出る。

ちょっと混乱する。
何これ(笑)

感情をすっ飛ばした感動ってものが、あるんだ。

脳でも心でもないものが、反応してる。
細胞?


こんな体験、
他で味わったこと、あったっけ。

そんなことをボーッと思いつつ、
ふと隣の奥さんを見ると、
ぼくの倍ぐらいずぶ濡れでした(笑)



いやぁ、すごい。

まったく説明になってないって自分でも思うんですけどね、
説明できないんだもん(笑)


出てた人たち……
特にランプの魔人とお姫様とアラジンの友人Cの
演者さんの名前が知りたくて、パンフレットを買いました。
(パンフレットって、こういう理由で欲しくなるのね!)

ランプの魔人は、
顔も仕ぐさも動きも、魔人本人だったなぁ。
瀧山 久志さんという方でした。
(ぼくが無知なだけで、超有名なのかしら)

次のシーンに何かが起こるか理解していて、
小気味よくかけ声をかけるお客さんが、何人もいました。
そりゃあ惚れ込んで、何回も見にいく人、いますよね。

ぼくも、
家に帰ってきたらすぐ、次の予約をとりました。
11月、ライオンキング。


楽しみです。


とまあ、そんな感じで、
なんもちゃんとした話ができてないですが(笑)、
最近めっちゃ驚いた話、でした。


ではでは、今日もお大事に。
あんな体験、めっちゃくちゃ体にいいよ。
間違いない。