楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

【楽.250】肩こりの大元は、腕にある。

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「違うやり方を探すんじゃなくて、
  考え方から違うっていう案じゃないと、壁は超えらんないよ」

         (2位の3倍の成績を出していたトップ営業マン)

 

■ 腕から始まる肩こりが増えている



肩こりは、腕から始まります。
生活の中にある原因としては、最大と言えるほど。

もっといえば、「腕がねじれる」という姿勢がもとで、
骨盤も背骨も「前にまきこまれる」ようにゆがみ、
肩こりを生み出します。

このときもちろん、腰にも負担がたまります。

だから、腕から始まる症状には、
首こり、頭痛、腰痛なども含まれます。

それほどヤバい、腕のねじれ。

「自分は、腕、ねじってないですよ?」
……と感じる人のほうが多いと思いますが、
これが、そうでもないんです。

パソコンを仕事で使う人は、
「全員」、腕をねじって使っています。

そう、キーボードを打つ形です。
手の甲が天井を向いているあの状態が、
手首の内側にねじっている「ゆがみ姿勢」なのです。


■ なぜ腕がねじれるとヤバいのか?



腕がねじれると、胸が閉じて首が前に出ます。
これがヤバいのです。

腕につられて、重心も前よりになる。
肩が上がる。
背中は伸びる。
腕に引かれるように首は前に出る。
首が前に出れば、腰も前に傾きます。
もちろん、骨盤ごと。

――そうすると、前側に移動してきた体重を
支えるために、腕を使ってしまうのです。

つまり、
「ねじれた形で上半身全体をリキませる」ことになり、
リキむということは「固める」ということなので、
「よくない姿勢で固まる」、魔の形状記憶が起こるわけです。

こうして、
上半身全体を巻き込んで、腕はねじれているのです。
上半身すべてが、固まっていくのです。

だから、
肩こりだけでなく、首にも頭にも腰にも
悪影響が次々に出てきてしまう。


「いやいや、そんなこと言ったって、パソコンはやめらんねえよ?」
と、あなたは叫んだことでしょう(笑)

そう、もちろん、そうなんです。
ぼくだってそうです。

だから、今回のワザをお伝えしたいんです。


■ 腕をねじらずにパソコンをやる方法



「手首返し」というワザです。

ぼくも本を書いたりするので、長時間パソコンをやりますが、
「手首返し」を必ずしています。
これがなかったらと思うと、執筆の負担が怖いぐらいです。

この「手首返し」、
要は「ワキをしめる」という日本の武道の応用なのです。

昔から言われているコツですが、ワキをしめると
まず腕のねじれが激減します(これ、やればわかります)。

そしてもっと大切なことに、
腕の力ではなく、胴体(=中心)の力が使えるのです。

そしたら、肩が疲れなくなるのです。
なぜって、「腕をぶら下げる必要がないから」です。
いわば「腕が胴体に寄りかかってくれる」ので、
肩に負担(重さ)がかからないのです。

この直接ダメージが減ることも、
肩こりや首こりの予防につながります。


……と、いろいろ書いてきましたが、
オイシさはもう充分、伝わりましたよね?(笑)

ということで、やり方です。
3分ぐらいの動画で、ギュっとまとめています。
動きを見てもらったほうが伝わるので、
ぜひここからは動画を見てみて下さい。

パソコン疲れ、激減します。
イコール、肩こり、首こり、かなり減ります。
やれるときだけだって、いいんです。

ぜひ、トライしてみて下さいね。
……といったって、めくちゃくちゃ簡単な上に
実行には2秒しかかかりませんからね(笑)


▼肩こり予防! 「手首がえし」
 (肩甲骨、鎖骨、猫背、リンパ、パソコン疲れ)
 





ではでは、くれぐれもお大事に!
本を読むときも使うといいんです、これ。