
「なんだか気が休まらない」って、悩む人がいる。
リラックスが下手で、疲れやすくて、眠りが浅い……
その原因って、わかりにくいようで、実はシンプル。
「気になること」が意識の奥にひそんでいるから(気が)休まらない。
その「ひそみ場所」が、潜在意識です。
未処理の感情や違和感って、
そのまま消えるわけじゃなくて、
いったん“保留”されちゃう。
で、それが意識の裏でずっと
「気にしておくべき対象」として
監視され続けることになる(危険物だからね)
それが負担だから、休まらない。
で、ここがちょっと面白いんだけど、
「ハッキリ気になる!」ほうがまだマシで、
「なんとなく心の奥で気になってる(気にかかってる)」ほうが、
きついんです。
問題がハッキリしてないぶん、対処がしにくいから。
それどころか「気づかない」ことも多い(顕在意識では)。
つまり、
「気が休まらないとき」って、
何かが引っかかってる(刺さってる)ことが多い。
超かんたんにいうと、
▼ 実は気になってる = 心の奥が過敏になってる
⇒ 自律神経がずっと “たたかう & 警戒” モードになる
⇒ 心も体も「力む」(勝手に)
( ⇒ いろいろ「ついついやり過ぎる」ことも多い)
⇒ そりゃあ休まらない
⇒ リラックスが下手、疲れる、眠りも浅い
⇒ 状態が悪いから、心がより過敏になる
⇒ 最初(↑)に戻ってループする
って、なるわけです。
そして、
この裏で進行するすごく重要なリスクがあって……
「ずっと気になってる」ということは、
「気を消耗し続けてる」ということ。
つまり、
エネルギーが “漏れてる” んです。
だから
「気が休まらない感じ」は、
放置しないでね。
じゃあ、どうしたらいいか。
方法は大きく分けて、3つ。
●1.五感に心地いいことをして気(の集め先)を切り替える
●2.気になる原因自体を抜く(感情・感覚・トラウマなどのケア)
●3.潜在意識の疲れを抜いて「余裕」をつくる
というもの。
それこそ、ぼくが施術でよくやるのが2と3です。
これをやると回復だけじゃなく「予防効果」もすごくいいから。
(ただの肩こり ~ 重い病気まで)
でも1なら、
それ用のスキルがなくたって、誰でもやれます。
どうも、
(ぼくはこれらが「心というものの内訳」だと考えてるんだけど)
思考・感情・感覚のうち、
潜在意識のエリアに一番近いのは、感覚です。
だから、
「感覚(五感)を心地良さで塗りつぶす」ことができればいい。
そしたら、
× 何か(不快なもの)が気になっている状態
↓
○ 心地よいものだけが気になる状態
に、切り替わります。
そしたら、
ちゃんと気が休まる。
一時避難ではあるものの、その効果はすごく大きいです。
自律神経も睡眠も変わるし、
今まで漏れてた気が、
貯まるほうに “逆転” するからね。
たとえば、
「感覚(五感)を心地良さで塗りつぶす」ことができるぐらい
ぼくらにとって “快” なのものの代表が、温泉です。
これはまず五感のうちの、
「肌の快」だね。
あとは、
「鼻の快」が、香り。
「耳の快」が、音や音楽。
「目の快」が、きれいなもの、 “見事” なもの。
「口の快」が、おいしいもの。
(ここまでで、五感)
ちなみに
マジで美味しい食事って、
香りや盛り付け、歯ごたえもいいから、
「鼻の快」や「目の快」、「耳の快」(咀嚼音)とかも、
満たしてくれる。
あ、森とかもそうだね。
香りも音も美もすごい。
こういう二重・三重に五感に響くものは、
「感覚を(よろこび)で塗りつぶしてくれる」力も、
すごく強いわけです。
※ただし、ちゃんとそれを味わうことが大事。
(「ながら」だと効力が弱るからね)
結論。
「気が休まらない」感じのときは、そのまま休まないこと!
これが矛盾するようで、すごく大事です。
だって回復力が落ちてるから、
寝たって大してスッキリしないんだもん。
その前に、
根本から気を癒すことができるなら理想だし、
それが難しいときでも、
せめて感覚を切り替えて気の負担を軽くしてから、休むこと。
そのひと工夫だけで、
「知らないところで気が消耗され続けて
原因もわからんままずっと調子が悪い」
という負のループから、抜けられます。
よくわからないイメージの潜在意識だって、
今回みたいに仕組みと取り扱い方がわかれば、
癒すことができる。
そうやって自分でケアできる範囲を
少しずつでも広げたり深めたりして、
自分を休めるプロになろう。
きっと、ながくながく、役に立つから。