「息がちゃんとできない……」
悲しみに沈むとき、呼吸は消え入るように小さくなります。
涙が出そうなとき、息が小さくなる感覚がわかる人も、
きっと多いでしょう。
長く泣いたあと、
「……エグッ……エグッ!……」とえづくのは、
体がバランスをとって深呼吸しているようにも思えます。
悲しみと、肺。
このつながりを利用して、胸にたまった疲れを、
浄化しましょう。
今回紹介したいのは「尺沢」。
「しゃくたく」と読みます。
このポイントが硬くなると、
ぼくたちは悲しみに弱くなります。
理不尽とも思える災害や、そのニュースなどに直面するとき、
多くの悲しみに触れることになります。
感じる力、共感する力はとても大切なものです。
ただ、やるべきことをなすためにも、
負担部分は解消していかなきゃ、身がもちません。
こんなときだからこそ、
必要なひとに届きますように。
●「悲しみ」がやわらぐツボ【尺沢】(ストレス、パニック、過呼吸にも)