楽ゆる式◎セルフケア整体

心と体が楽になるコツ。辛い症状・病気を自分で治したい人へのヒント。 ----- by 楽ゆる整体&スクール代表 永井峻

ぼくがYouTubeを10万人まで続けられた理由

YouTubeを10万人まで続けられた理由

※ 写真は、コメダコーヒーのメンチカツバーガーです(意味深)


■ぼくのYouTubeの登録者さんが、
10万人を突破しました。

いつも見てくれてる皆さんも、
たまに見てくれてる皆さんも(笑)、
ありがとうございます!

そこの、皆さんの顔を思い浮かべての
「ありがたい」とか「うれしい」という気持ちは、
リアルに本物なんです。

ただ……

10万人という数字について、
正直なところをいうと……

「へぇ……すごいね」

って、ほぼ他人事のように感じます。

せっかくだからこれ、考えてみたんです。

理由はたぶん、ぼくが意識してきたのが、
「30人ぐらいの顔が浮かぶお客さんたちだけ」
だからなんですね。

 


■友達から、
「永井はほら、有名ユーチューバーだから!」つって
イジられることがあるんですけど、

全身にサブイボが浮かぶほど違和感があります(笑)

まあ実際、YouTubeで稼いでないから、
たぶん事実でもない(定義からはずれる)んですよね。

そして、ぼくとしては、
「YouTubeらしい動画」を目指さないでやって来ました。

たしかに、字幕は付けるようにしたし、
サムネイル(表紙画像)はちゃんとつくるし、
結論は最初に言う……みたいなことはやっています。

ただ、
1.それは YouTube的な部分と、
2.「うちのお客さんも喜びそう」な部分と、
3.ぼくが楽しくやれる部分が、
そのあたりでだけ、ちゃんと重なったからです。


つまり「そこ」も含めて、
基本的には、
やりたいようにしか、やって来ませんでした。


■たまに、
「どうやってそんなに、登録者さん、
増やしてきたんですか?」って、聞かれます。

ぼくがここまで続いた理由は、
「ぼくなりのワガママ」を通したことだと思います。

改めて考えてみても、
そこに尽きるんじゃないなかぁ……

ぼくはよく「努力家」だと勘違いされることがあって、

「ほほほほ……その勘違いは、割と心地よい。
 よいぞ! よいぞよ!!」

と思ってはいます。
これは本当です(笑)

でも、ぼくの実態は、そんなんじゃありません。

「この範囲だけなら好奇心と熱量を保って続けて行ける
 (愚痴も弱音もけっこう吐くけどね!)」

というせまい・せまいエリアを見つけているだけです。

それを探しまくる作業と、
いくつか見つけた「自分に合うポイント」を、
掘り掘り掘り掘り、
モグラみたいに掘り続けてきただけなんです。


■具体的にいうなら、それは、
「マニアックな施術しかしない整体」や
「誰かへの手紙みたいなメルマガ」や
「週に1度しか更新しないYouTube」になっていきました。

中でもYouTubeでは、
「価値を心から確信している自分の発見を伝える」
ということだけ。

正直、
それぐらいしか(自分では)面白くなかったし、
ほんとうに正直に、
それしかやってきませんでした。


たぶん、
週1しか更新しないで登録者さん10万人、
というのは、けっこう珍しいんじゃないかな。

※これは別に自慢とかそうゆうんじゃなくて、
 ただ威張り散らかしたいだけです!


■とはいえ「好きなことを仕事にした」
なんて言い方は正確じゃないし、誤解しか生みません。

やってる作業全体の中には、
好きなパートと普通のパートと嫌いなパートは、
存在しますからね。
(字幕をつける作業は、今だに苦行w)

ぼくの実感はただ、
「一部の人には喜んでもらえるワガママの探求」を、
少しずつ少しずつ繰り返してきた、
というものです。

始める動機も続ける動機も、
「ちゃんと個人的なものだった」
と言ってもいいかな。

社会的でも、経営的でもなく。



■だから、約束できること。

●ぼくの興味・関心は
「人間が持つ眠っている可能性の開花」で、
 これからもきっと変わらない。

●10年やってきても、その可能性を「起こす」手段として、
 整体や整心をこえるものはない。

●「どうにか力になりたい人たち」は、増え続けている。

だから、ここまで続けてきたことは、
これからも続けていけると思います。
(形は、時代にあわせて少しずつ変わっていくかもですけど)

そもそも、
ちゃんと自分の「ワガママ」とつながっている
ことですしね。

続けて行ける……というよりは、
続ける営み自体が、生き方の一部になっている。


■ちゃんと知っておいてほしい事実として……

実は、健康の業界って、
ゾッとするほど「ドリーム・キラー」が多いです。
「どうせ治らないよ」と言って、
他人の夢を壊そうとする人たちのことね。

「なんでそんなこと、すんのよ!?」
って、めちゃくちゃ思うけど……

● 単純に無知によるおせっかい間違いだったり、
● ゆがんだ善意だったり(あきらめたほうが楽なはず)
● 自己弁護のためだったり(医療従事者の言い訳ね)、
● 嫉妬だったり(私だって治ってないんだから的なね)
● 何かを売りつけるため

……だったりします。

ぼくは、自分が患者として、
モガモガともがいていたときに、
さんざんそういうものに触れて、
「あんたたちのおかげで、余計に苦しいわ!!」と、
思ってきました。

ハラが立ったし、
苦しかったし、
なんかもう……悲しかった。

そんなことをして被害者を増やしても何もプラスがないし、
加害者の心が救われることもありません。
それどころか、加害者の心のゆがみは増すばかりです。

特に、インターネット上には、
そういう場所や人が、多いです。


だから、騙されないでね。

……そう、騙されないほしい。


その、
「誰かから配られた絶望」は、
偽物かも知れないんだからね。


■ぼくは、
その逆の場所に居たい。
逆の場所をつくりたいと思ってます。

「ドリーム・キラー」から、避難できる場所。

希望を配る……というほど
カッコいいことはできないかも知れません。
でも、
「味方がいる」と思える場所は、つくっていきたい。

「ドリーム・プレゼンター」は難しくても、
「ドリーム・シーダー」には、なれるかも知れない。

シーダーって、
種をまく人って意味で、
まあ、わかりやすくいうと……


「庭師」


ですよね(笑)


わたしは、庭師になりたい。



■「あきらめるな!」なんて、
強制するつもりはありません。

何回あきらめてもいい。
でもやっぱりその後で、あきらめ切れないことも多い。
自分への期待を完全に捨てたくはない。
じゃあ、戻って来たらいい。
またもう一回だけ、取り組んでみようか。

そういうときに、1つでもいいから、武器がほしい。
1人でもいいから、味方がほしい。


武器はあるし、味方もいるよ。
種は配るよ。土はできてるよ。


ぼくのYouTubeが、ブログが、メルマガが、健康ラボが……
それらの蓄積が、
そういう場所になっていけばいいなと、思ってます。

この「種まき」は、死ぬまで続けるつもりです。
そして、たとえぼくが何らかの理由で休眠しても、
ずっと貯めてきたこの種や土は、
いつか誰かの助けになれるかも知れない。

いつか誰かを温めうるかも知れない。
いつか誰かの傷をかばうかも知れない。


そんなことを、つらつらと、
自分に再確認しましたとさ。


気に入った種を、たくさん拾っていってね。


ではでは、くれぐれも、お大事に。
縦の糸はあなた。横の糸はたかし……
(3ヶ月に1回ぐらい、言いたくなるやつ)


■追伸:

ぼくが「諦めないで済む場所」をつくろうと思えるのも、
「ドリーム・シーダー」でいたいと思えるのも、
諦めずにそこに来たり、居たりしてくれる人たちのおかげです。

こんな節目のときだし、
色んなメッセージを頂いてます。
ありがたいです。

でも本当は、ぼくもいつも、助けられてます。

だから、一緒に元気に生きて、
死ぬほど良い感じの老後を迎えましょうね(笑)

最後に、もう一度だけ。

縦の糸はあなた。横の糸はたかし……


かしこ。